足を止めてはいられない
タイムリミット。モノゴトにはいつだってリミットがある。やれなかった、言えなかった。いや、やったらいいよ。言えばいいじゃん。リミットはないんだけど、タイミングというものが存在する。その時、その瞬間こそが美しいタイミング。そうなると、リミットがあるのだ。
心のタイムリミット。
ある番組の最終回。同世代のアイドルグループを振り返ることは、自分自身のことも思い出させる。あの時のわたしがしていたこと。行った場所、好きだった人。「いままで、いま、これから」少し泣けた。
気づいた時には、近くに居たキミはいない。居なくならないと気づかないことがあるのは、もう散々知ってる。そしてそれを繰り返すのも散々知ってる。気づかせないのは、だいたいプライドってヤツなのだ。居なくなって(もしくは自分が居なくなって)からじゃいろんなことが遅いし、勿体無い。だから今の私は好きなコトやモノやヒトに対して、プライドは無くした。
好きじゃなければ、どうでもよければ、プライドも出てきちゃうだろうけど(笑)でも本当に好きなら、恥こそ外聞こそどうでもいい。格好悪くてもいいのだ。美しいタイミングは要らない。好きならリミットは要らない。時間は流れて行くし、人も流れて行くし、自分の足だって、気持ちだって、止めてはいられない。
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