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って響きはどこか軽い。
共有する。

同じ意味なのに少し違う気もする。

とあるレストランで、
別々の注文をした友人が
これも食べてみて、と差し出した時、
「共有したい」
と、言った言葉が耳に残る。

例えばパンをはんぶんこしたり。
同じものを食べることで
同じ美味しいを共に出来れば、
嬉しさは倍になる。

例えば一緒に映画を観て、
同じように哀しむことが出来れば、
さびしさや切なさは半減するかも。

例えば同じ音楽を奏でて、
同じように盛り上がれたら、
充実感は一体何倍だろう?

同じ景色を観て、同じ空気を吸って。
視点は別々かもしれなくても。
同じ場所に居られれば、
いくつもの喜びが生まれる。

同じ時代に生きているあなたへ。
どうも、ありがとう。

ふりかえると良いことないよ。
と言う人がいたが、
私はそうは思わない。

私たちの過去は、道のりだから。
2017年も明日まで。
同じ場所でも
時間で景色が違って見えるように、2017年が2018年に変化することで、
沈んだ太陽がまた上って行くように。

また、始まります。
写真2枚は、
同じ日、同じ場所。昼と日没。

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