コミュニティの壁
#鹿児島県民文化研究所
#旧藤武邸 #民俗学
【コミュニティの壁】
7、8年前。ある方がこんなこと言ってました。「会おうと思えば会える人とSNS繋がったら面白くないじゃん?だからボク鹿児島の人とは繋がらないの」って。
私、実はコレに影響されてしまって、同じようにしたことがありました。フォローを外したことで気分を害す人も居たでしょうし、いまだに勘違いされてる人もいるかもしれません。でもそれはそれ、人それぞれ。
ネット上での繋がりがリアルになって良い関係に繋がることは今までもたくさんあったし、無論ですがネットを否定はしてません。コロナで家族とさえも会えない、って状態も経験したわたしたち人類ですから「会おうと思えば会える」という言葉さえ、いつまたどうなるか?もわからないわけです。
なんの話?笑
「ネット情報」には実は見えない壁があるって話です。最近話題になってるAIの「判断」。私たちには、私たちにもわかってない、手の癖、思考の癖があって。それが携帯やパソコンに上がってくる情報に影響を与えてるという。。
「これだけネット上で話題になってるのに!」って思うニュースも、話題になってるのは自分が「広い世界だ」と思い込んでいる「狭いコミュニティの中」だけだったりするわけです。同じ世界で発信し続けても受け取る人も同じ人、というケースの多さ。その上AIが勝手に、個人に見せる情報を選んでるから、いつのまにか見えてこなくなってしまう情報もあるんですよね。
これって、とてつもなく厚く高い壁だと思うんです。で。対策として私がおこなっているのは「知らない世界を見ること」。これ非日常を言ってるんではなくて。日常の中で日常のまんま生活していたら出会わなかったであろう人々や、その人が写す場所を積極的に見に行くことで、どうにかその壁を打破しよういう私の試み。打破というよりは「ズラしていく」感覚。
AIなんかに私の脳みそや目に見えるモノコトまで勝手に判断され制限されてたまるか!っていう。
すでにめちゃくちゃ長いですが、
ここまでが、前置きです笑笑
ーーーーーーーー
鹿児島県民文化研究所(旧藤武邸)の取り壊し予定だって、寝耳に水な人も多かったですよね?「え?」っていう。コロナ禍で行動が制限されたことで、情報まで制限されてしまったような。結局「インターネットの中」には存在しない大事な情報って、めちゃくちゃたくさんあるんです。
インターネットは便利です。これからももっともっと利用していきます。通訳だってAIで可能です。でも私は観たいものは自分の眼で見たいし、可能な限り自分の声と想いでコミュニケーション取りたいから、海外に行っても自分の言葉で英語で直接話します。
英語は話せることより使えること。こういう時こそインターネットが便利です。日本で伝えられてるニュースと海外の英文ニュースじゃ言ってること違うことも多いですものね。
日本語同士であっても、テレビのニュースや新聞で報じられてることとは別の世界があるわけで。情報は上手く使いたいなあと、あらためて感じています。情報に操作されないように。。!
鹿児島の文化って、なんですか? 焼酎?さつま揚げ?もちろんそれもそうです。でも食だけでなく、衣食住全ての「日常」に文化ってあると思っています。風土の上に成り立つ民俗。民俗の上に成り立つ文化。私たち(私自身も含みます)はとーーーっても大切なことを置いてきてしまったような。。
そんなことを想った、鹿児島県民文化研究所の解体騒動です。
このまま行くと、予定では2022年11月に解体されるそうです。この立派な貴重な「古民家」って言葉では括れない住宅と素晴らしき庭園が、まさかの駐車場になってしまうそうです。。。!
エリザベス女王が「イギリス国民と日本国民は庭園を愛でる文化が似ている」と言ってました。今の日本国民も(もちろん私も含みます)そう言えるのでしょうか。。?
(写真は一部、宮永しょうこさんからいただきました)
#鹿児島 #文化
#文化的価値 #100年建築
#建築 #民家 #古民家
#庭園
#鹿児島 #文化
#文化的価値 #100年建築
#建築 #民家 #古民家
#庭園
0コメント