死んだ同級生の夢を見た
死んだ同級生の夢を見た。同級生で亡くなった人は何人かいる。病気、居眠り運転、バイク事故などその他。夢に出てきたのは、思ってもみない人だった。「おおお!久しぶり!」真っ暗な道を歩いていた私は、バス停のような所に立つその人に気づいた。「あ!」って思った瞬間向こうも気がつき、にこやかに大きく手を振ってきた。私も手を振り返した。そのまま合流して、私とその同級生は並列で道を歩き出す。歩きながらいろんな話をした。「ああ、今日はいろいろ話せて良かった」と。向こうもそう言って、もっと話そうか、と、どこか店へ入ろうとしたら、いつの間にか目が覚めていた。覚めた時は憶えていた話の内容も、もうあまり憶えていない。そもそも「話し合った」気がしていたけど、私が一方的に話していただけだった気もしてきた。「声を聴いただろうか?」内容も憶えていないし、声も聴いていない。なんだかよくわからないが、涙が溢れてきた。そんな小正月の朝。とても寒かった。
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