久々に 「田中泯 ベーコンを踊る」 を観る

HDDの整理をしていて「田中泯 ベーコンを踊る」を、見つけた。ふと観たくなった。

私はホラーが苦手だ。フランシスベーコンの絵は、ある種のホラー。生物を肉の塊として捉え、その本能的なものを抜き取って描く。ベーコンという人の人生は、映画にもなった。役者は似ていた。

ベーコンの絵の本物はまだ観たことがない。日本での大きな展覧会があったが機会は逃した。私は本物を観ていないので「ホラー」という感想も本当はオカシイ。絵というものは本物を観ないと本質は掴めない。それはこれまでいろいろな展覧会を体感して知った事実だ。

ホラーは苦手だと言いつつ。ベーコンの絵はホラーだと言いつつ。それでもこうやってブログにまで書いてしまうのは、怖いもの見たさ、という心理以上の何かが働いているようにも思う。実際ベーコンの情報を知れば知るほど、あらゆる「?」が頭をめぐる。そしてもっと知りたくなる。

「田中泯 ベーコンを踊る」
ベーコンの大規模な展覧会でミンさんが踊った時のNHKのドキュメンタリーだ。嗚咽の場面は、悲しくもないのに毎回不思議な涙が込み上げる。

結局、HDDは消去出来ないまま、たっぷり映像観てしまったので整理も出来ないままだ。
心臓のよう
NEW DAWN

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