フェスオーディションと選挙の共通点
私達が投票所で一番最初にすること。ソレは投票より先に、身元チェック。「ドコの地区に住むダレが来たよ」。ちなみに期日前投票したヒトは投票当日の名簿にもチェックされた状態で表記されてます。
身元確認は大事です。二重三重投票や身代わり投票防止になります。けれどソレ以上に、私がいつも思ってきたこと。ソレは、この統計を使えば、政治家が「どの層に働きかければ良いのか?」を確認することが出来るよなあ。。ってコトです。
私達は「ドコのダレ」でチェックされます。年齢、性別、地域などがソコには情報としてあります。きっとソレは「層」でグラフ化されれば一目瞭然。この地域は◯◯が弱いなあ。とか。
結果、今ある政治の動きは「どの層が作ったか?」。ソレは「投票に行かない民。政治に参加しない民」の層なのです。政治に無関心でいることで、民からの圧力を感じにくくさせているのです。
組織票なんて言葉がありますが、アレって何か? 例えば。。。WALK INN FESのオーディションで、とあるバンドが審査員票が一票も入らなかったのにグランプリ獲得した、なんてことがありました。私自身オーディションの司会させていただくようになってから、オーディション後に「アレってもう決まってるんでしょ?」って言われたこと、一度では無いんです。改めてココで言いますが結果は毎回現場です。
じゃあなぜそのバンドがグランプリ勝ちとったのか?ソレはまさに「組織票」。ファンの数。自分たちでシッカリキッチリ、観客動員したことでオーディエンス票を得た。そのバンドを知らない人たちは「え?なんで?」となる場合も当然ありました。「あっちの方が上手かったじゃん」「審査オカシイんじゃないの?」。
音楽イベントを主催したとしても「観客」が集まらないと続けることが出来ない。「人を集めるチカラ」がどれだけ大切か?。。。でもソレって音楽じゃないじゃん。然るべき人が然るべき評価をされるべき!って。もちろんそう思う部分もないわけではない。けど、そこだけじゃない、のが「遊びの先」にある事実。
「なんだよフェスであのバンド観られないのかよ。。。」って、要は「え?消費税また上がるの?」というコトなんです。え?理屈が違う?いえ「組織票の解釈」としては、私は同じだと思います。
「組織票」。ソレは確実に自分たちの党に入れてくれるハズの票。ごく稀にソレがひっくりかわることもあります。ソレは「何かが」動いた時。
これまでの投票実績を見て「投票してない層」に向けて、わざわざ気に入られる政治なんかするわけないんです。「こっちにも目を向けてよ!」え?だってあなたたちが、自分を見てもらえるようにしてないんじゃないですか?
たった1票になんの違いが?
あなたが行かなかったなら、あなたが行ってない、というチェックはされてます。統計してみると結果が出てくる。で、思われてるんですよ、選挙に来ない層から税収増でいいじゃない?こっちの層の人たちは、ほら、だって、いろいろボクらのためにやってくれてるんだからさあ。良くしてあげようよお。
投票率「100パーセント」の意味。
90パーセントだったとしても。
「高い」投票率こそ、私たちがかけることの出来るプレッシャーです。
7月21日は、投票日です。
えーっと、なんの選挙だっけ。。。?笑
追伸)そーいや、あの店閉店しちゃうね。良い店なのになあ。。どこでその服買う?どこで食べる?どこで何を消費する?あなたの大切なそのお金、どこで使う?
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