一刀、二刀、マルチ
先日「二刀流」というテーマで、
南日本新聞に取り上げていただきましたが、
それでも私には「一刀流」に対する羨望があります。
以前、ある人からこう言われました。
「親のスネをかじろうが、パートナーに生活を支えてもらおうが、方法はなんだっていい。自分はこれ一本で喰っていくんだ!という覚悟をオレはサポートしたい」
私はそれからずっと、私は何の一本でがんばれるだろう?この人はどうやったら私を認めるんだろう?と考えてきました。考え過ぎていたんだと思います。その時の悩みや迷いは苦しかったけれど、だから今があります。今はむしろ、認めてもらおう、なんて想いは「向こう側」へ押しやりました。
二流を目指してるつもりは全くありませんし、三流四流で居る気もサラサラありません。一流と呼ばれる人たちがどれだけスゴイか?を理解してるからこそ「ただ、下手でもやればいい」とも1ミリも思いません。マルチが煙たがられた時を体感してるからこそ、今の風潮は逆に「?」な面もあります。肩書きだけで薄っぺらい。みんながそうじゃないですけど(^^)
仕事x遊びじゃ、ただの趣味。
私は、真剣二刀流で!笑
歌と家業をキッチリやっていきます。
ただただ、なんでもやってるんじゃ逆につまらない。
ただ描きたいことを描けばいいのは自分完結型。
美大生の頃には「コンセプト」を決める意味がわからなかった私が、今やすっかりコンセプト人間。それは自分完結のままでは終われない場所で動き始めた結果だと。そう実感してます。
利他(誰かの好き)と利己(自分の大好き)、
今の私は「自分の好き」を辿っていますが、
どちらもあってこその、表現だと。
もっともっとやっていきます。
絵も家業も「音楽」を通す。
軸は一本です。
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